飲食店の売上アップに必要な4つの場(ステージ)②~インターネットと上手く付き合う~
おはようございます。飲食向上委員会です。飲食店経営者と働く人たちを物心ともに豊かにすることをコンセプトにし、情報発信・ビジネスマッチング・コンサルティング活動をしています。
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今回のテーマは・・・
インターネットと上手く付き合う
インターネットと上手く付き合うです。LINE・Twitter・インスタ・YouTube・TikTokなどのSNSや食べログ・ホットペッパーグルメ・ぐるなびなどの情報サイト・・・ネットでつながる情報はもはや現実社会から入ってくる情報量を超えています。そうなると当然現実社会にある私たち飲食店もこの情報のるつぼを無視して経営していくことは不可能です。
もちろん飲食向上委員会でも「売上アップに必要な4つの場(ステージ)(※注)」の中の二つ目の項目として重視しています。
(※注)“売上アップに必要な4つの場”と“4つのステップ”についてはこちら
ネット=タイムイーター!?
私たちだけでなくネットの重要性は多くの方が認識していると思いますが、その一方で上手く活用するのが非常に困難なツールであるとも言えるのではないでしょうか。
ネット(主にSNS)の一番の問題点は大量の時間を浪費してしまうことです。私もつい間があくとスマホに手を伸ばしてしまい、そのままついつい無駄に時間を消費してしまうことがありますが、お店側としてもコンテンツ作成に毎日多くの時間を割いているのではないでしょう?
つまり、皆さんの大切な時間を消費してしまう=タイムイーター(時間を食べるモンスター)となってしまっています。これがネットと上手く付き合えない原因です。
その代表が「インスタ集客での苦戦」ではないでしょうか?
インターネットを活用するための3つの指針
このような価値を生み出さず、時間を消費してしまう状態から脱するためには「何を目的にネットを活用するのか」を明確にする必要があります。
それは「情報発信をしたいのか」「コミュニケーションを取りたいのか」を明確にすることです。もう少しビジネス的な言い回しに言い換えれば「新規客を獲得したいのか?」「既存顧客への再来店を促したいのか?」をしっかり設定する必要があります。
目的を設定したら、次は効果を上げるためにネットの特性を理解する必要があります。
ネットの特性
インターネットの特性は
- 誰でも簡単に低コスト(もしくはゼロ)で発信できる
- 双方向の受発信ができる
の2点になります。このメリットの裏側にあるのが
- 誰でも発信できるので情報量が莫大になってあなたの発信した情報が埋没してしまう
- 誰とでも繋がれることで警戒心や無視が当たり前の反応となっている
ということが挙げられます。
これらの長所と短所を合わせたインターネットの特性を踏まえた上で以下の3つの指針を踏まえていくことが大切です。
ネット活用の3つの指針
ネット活用のための3つの指針とは
- 巻き込む力を持つ、またはその力を利用する。
- コストをかけた割り切った露出の拡大
- 大切な人との双方向の厚みある繋がり
の3つです。
新規顧客獲得が目的であれば「1」または「2」を、既存顧客への再来店が目的であれば「3」の戦術を活用することになります。
それでは具体的に各項目について解説していきましょう。
巻き込む力を持つ、またはその力を利用する
人が情報を信じるために重要な要素として「権威づけ」というものがあります。昔だったらマスコミが流した情報が「権威づけ」されていましたが、今は影響力のある個人いわゆる「インフルエンサー」が発信する情報がそれにあたります。
あなたやあなたのお店が既にそのジャンルのトップブランドだったり、人気店であるならばあなた自身が「インフルエンサー」になることができますが、そうでない場合は「インフルエンサー」の力を利用することが必要でしょう。
インフルエンサーにはビジネスとして情報発信をする人と食べるのが好きで情報発信を通して多くの人とのつながりを得ることを目的としたボランタリーの人がいます。
漠然と情報発信するよりも影響力の高い人とのつながりを持つことに注力するのが良いでしょう。
インフルエンサーと繋がるにはこちらから
コストをかけた露出の拡大
これはグルメサイトの有料会員になることで露出の拡大を図る戦略です。ハレの日需要や高単価または大規模宴会などを獲得したいのであれば口コミやインフルエンサーによる権威づけよりも「格付け機関」である食べログなどを利用した方がよいでしょう。
上記インフルエンサーとのビジネス契約を結ぶ場合もこれに該当しますね。
よほど立地の恵まれた場所に出店している方以外は無料の口コミのみに頼る宣伝活動は危険だと考えております。広告宣伝費は投資であり、投資をしないビジネスは再拡大が阻まれます。
毎日1時間SNSに時間を割いているのであれば、店長であれば最低時給2000円、オーナーであれば時給5000円の仕事の成果が求められます。2000円ならば2000円×22日=4.4万円です。見えていないだけで実質それだけの費用をかけています。
割り切って費用を投資するのも大切なことです。
まずは食べログ・ホットペッパーグルメ・ぐるなびへの登録をしてみましょう。以下の登録へのアクセスページのリンクを貼りましたのでご参照ください。
食べログ
食べログ店舗管理(無料)へのログイン
https://owner.tabelog.com/owner_info/entry_flow?lid=login_free
ホットペッパーグルメ
ホットペッパーグルメ掲載画面
https://www.hotpepper.jp/keisai/
ぐるなび
ぐるなび掲載のご案内
https://pro.gnavi.co.jp/kamei/
大切な人との双方向の厚みあるつながり
これはSNSの使い方として狭義の使い方となりますが、SNSのフォロワー獲得を店内に注力していき、来店している顧客とのコミュニケーションを重視するものです。ある意味SNSの力を活用しきれていない方法のようにも感じられますが、既存顧客との繋がりを強くすることは小規模の飲食店には最重要戦略です。
また、そこからの顧客の繋がりある人たちとの繋がり(口コミ)をバックアップするために活用することもできます。
ここからスタートしてフォロワーを増やしていき、ある地点でブレイクポイントにたどり着き一気にフォロワー(ファン)を増やしていくというのが王道ではないでしょうか?
まとめ
いかがだったでしょうか。インターネットは気軽に使えるようで収益につなげるには取り扱いが難しいツールです。しっかりとプランを練って活用していきましょう。
大切なポイントは
狙いは新規顧客獲得なのか既存客のフォローなのか
をしっかりと決めて、3つの指針
- 巻き込む力を持つ、またはその力を利用する。
- コストをかけた割り切った露出の拡大
- 大切な人との双方向の厚みある繋がり
のどれに重点を置くかを自店のポジションを理解した上で運用することです。飲食向上委員会では無料でインターネットの活用方法診断を実施しています。お気軽にお問合せフォーム・LINE・InstagramDMからご連絡ください。
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最後までお読み頂きありがとうございました。今日もあなたのお店がたくさんの顧客で賑わいますように!