「人=魅力とテクノロジーの融合」飲食店3.0へ
おはようございます。飲食向上委員会です。飲食店経営者と働く人たちを物心ともに豊かにすることをコンセプトにし、情報発信・ビジネスマッチング・コンサルティング活動をしています。
飲食向上委員会のコンセプトはこちら
今回のテーマは
飲食店3.0って何?
です。何それ?という声が聞こえてきそうですが、これは飲食向上委員会が提言する「新しい飲食店のカタチ」のイメージです。顧客に最大限の満足を提供し、働く人たちが幸福を感じ、経営者が利益を出す理想の飲食店のイメージが「飲食店3.0」です。これは飲食向上委員会の3つの柱のうちの一つの大切な考え方です。
飲食向上委員会の3つの柱他の二つはこちら
整えの法則
売上UPの方程式
それでは時代を振り返り飲食店1.0と2.0を追いかけながら「新しい飲食店のカタチ=飲食店3.0」について解説したいと思います。
飲食店1.0~専門店・個人店~
日本では飲食店のルーツは江戸時代に遡ると言われており、屋台などが中心であったようです。
江戸時代の飲食店は江戸への労働者の流入による生活スタイルの変化によって作られたと言えます。
そこから1970年代までは個人経営の飲食店が中心でした。家族プラス知人のお手伝いという形で、単身者の食事や家族のレクリエーション・ハレの日需要を中心に営業が行われていました。
飲食店1.0とは
飲食店1.0とはこのような地域密着の個人経営の飲食店を指します。
飲食店2.0.~チェーン店~
1970年以降、ファミリーレストランが各地で誕生し、全国にチェーン展開をしていきます。これらのファミリーレストランの特徴は
- セントラルキッチンでの調理による味の均一化と店舗での調理簡素化とコスト減に成功
- 上に伴い、非正規雇用労働者を中心にするが可能になり人件費コストを削減させた
- 駐車場を完備したロードサイドを中心にした出店により商圏を拡大させることによる売上アップ
といったところでしょうか。圧倒的な資本力と高度経済成長期で豊かになりつつあったの日本でのまさに「ファミリー」向け需要を掘り起こし、同時期にアメリカから持ち込まれたハンバーガーを中心としたファストフードとともに「外食産業」を構築しチェーン展開して発展させてきました。(日本独自のそば・丼などのファストフードもその欧米式の経営ノウハウを吸収し発展していきます。)
飲食店2.0の功罪
このように日本の発展とともに発展していったチェーン店スタイルのお店ですが、バブル崩壊以降から少しずつ陰りを見せ始めます。
その原因として考えられるのが、
- 業界規模拡大による過当競争
- 働き方に対する意識の変化や人口構成の変化による労働者不足
- 消費者の食に対する意識の変化
です。それぞれについてみていきましょう。
業界規模拡大による過当競争
ブロック
働き方に対する意識の変化や人口構成の変化による労働者不足
消費者の食に対する意識の変化
飲食店3.0の登場
飲食店3.0へのキーワード
ラーメンの発展
社会的要因(デフレ・人口減・意識の変化)
インフラ的要因
飲食店3.0が作る飲食店の明るいミライ