人員不足解消から顧客管理の戦略ツールとしての活用まで!オーダーシステムについて考察しよう

オーダーの記録のとり方は数十年前まで紙が主流でした。テーブル番号とオーダー商品名(もしくは略称)が記載された伝票があり、小規模店舗では1枚型で、大型店舗や居酒屋などオーダー数の多い店はカットができる複写式のもので料理作成用とや会計用に使われてきました。それが大型チェーン店の拡大とコンピュータの普及(飲食店2.0の時代)になるとPOSレジに発展していきました。ハンディターミナルでオーダーととるとそれはそのままキッチンで料理伝票となり、レジに売上データが集約されます。大規模チェーン店の躍進は「学生と主婦」の低賃金労働者とこのPOSシステムに支えられていたと言っても過言ではありません。

そしてIT化の波が押し寄せ、誰もがスマホを持ち、電子マネーを活用する時代となった今日(飲食店3.0の到来。※飲食店3.0の概念についてはこちらをご覧ください)、オーダーシステムを含めて飲食店のあり方は大きく変わってくることが予想されます。

そんな新しい時代を作るオーダーシステムについてどんな変化を作るのか?どんなメリットがあるかについて見ていきましょう。

オーダーシステムとは

オーダーシステムという言葉は一般的にはセルフオーダーシステムを表します。つまり従業員を介さずに機械(システム)に顧客が直接注文をかけるもの全般をさします。では次に具体的な種類を見ていきましょう。

オーダーシステムの種類と特徴、メリット・デメリット

明確な概念があるわけではありませんが、飲食店で使われるオーダーシステムは以下の3つに大別されます。

券売機

オーダーシステムの中では最も古典的なものです。代表的なのは立ち食いそばやラーメン店での利用です。旧型のものは現金投入して、食券を発行し、カウンター越しの店員に渡すというものでしたが、現在は大きく進化しており、タッチパネルで商品画像確認しながら注文ができ、店員との券のやり取りなくそのままキッチンにオーダーが伝送されたり、電子マネーやクレジットカードでの決済も可能なものも出ています。

券売機のメリット

会計と一体化しているので、セルフサービスとパッケージ化することで大幅に業務が軽減できる。

券売機のデメリット

追加オーダーがとりにくい。ウェイティングが発生する繁盛店となるとその管理のため結局ホールスタッフを増やさなければならないため省力化のメリットが下がる。また、タッチパネル化で多少改善されているが、顧客側から見ると店舗のメニューがよくわからない段階で注文せねばならない、店舗側から見るとおすすめオーダーへの誘導がしにくい。

タッチパネル

現在主流なのはこのタッチパネルです。回転寿司や中華チェーン、居酒屋などで利用されているので外食利用されている方ならほとんどの方が利用されたことがあるのではないでしょうか?専用端末やiPadを利用してテーブルでオーダーができます。

タッチパネルのメリット

全商品を画像付きで表示でき、ページごとに階層管理ができるのでメニュー数の多い店舗でも扱いやすい。また期間限定やおすすめ商品と配置することもできることでおすすめ商品への誘導がしやすい。

オーダー時間がゼロになるので労働力の削減が図れ、ストレスフリーの注文になることで品数UP=客単価UPが図れる。

タッチパネルのデメリット

卓数分だけオーダーシステムが必要なためコストがかかる。またテーブルでの管理のため破損・故障のリスクが多い。

スマホオーダー

まだメジャーではありませんが、小規模店舗でじわじわとシェアを伸ばしているのがこちらのスマホオーダー、お店でハードを用意することがなく、顧客の持っているスマホから直接オーダーができます。また顧客のスマホを使うことによって、キャッシュレス決済が容易になります。

スマホオーダーのメリット

顧客のスマホを利用することで備品購入が少なくなり、初期投資や修理交換などのランニングコストが抑えられる。

また、最大のメリットはキャッシュレス会計が用意となり、優先順位の高いレジ対応にかける時間が少なくなるため生産性向上・ストレスフリー営業が可能となる。

スマホオーダーのデメリット

メーカーにベンチャーが多く、今使っているシステムとの整合性が取れない場合が多いことが多い、また小さい画面でのスマホでのオーダーとなるため年齢層の高い客層がターゲットの店では扱いづらい。

これらのシステムを使うことで、単純に省力化ができることはもちろんですが、ホールスタッフの作業工数やスピード特性への要求がへることで、ホスピタリティの高い営業にシフトして付加価値を上げることも戦略的に可能になります。

おすすめ商品・会社紹介

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会計までスマホでできるセルフオーダーシステム。
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まとめ

  • オーダーシステムとは飲食店の労働集約産業からの脱却を図る上で不可欠なアイテム
  • オーダーシステムは券売機、タッチパネル、スマホオーダーに大別される
  • おすすめは業種によるが、オーダーだけでなく会計も可能にする券売機やスマホオーダー
  • なかでもスマホオーダーは顧客のスマホを使うことで個人情報の取り扱いが厳しいなかで顧客リスト化が可能になる
  • 単純な省力化だけでなく、使い方によっては本当に付加価値のあるサービスに人を配置することでより高いサービスを提供することも可能