鰻×せせりの組み合わせが◎居酒屋ランチの魅力がつまった穴場店串焼黒松屋渋谷店
おはようございます。飲食向上委員会です。東京近郊でランチの食べ歩きをしながらビジネス目線でお店の魅力について簡単な考察をしています。 皆さんの参考になれば幸いです。
今回は渋谷センター街にある居酒屋さん「串焼 黒松屋 渋谷店」さんで皿うどんを頂きました。
串焼黒松屋渋谷店さんの情報
黒松屋さんの店舗情報は以下の通り
黒松屋さんの基本情報
☆訪問先 串焼黒松屋渋谷店さん
☆注文メニュー 鰻とせせりの合盛り重 1050円
☆訪問時期 2022年3月中旬の平日ランチタイム
☆ホームページ https://kuromatsu-shibuya.com/
☆Instagram https://www.instagram.com/kuromatsuya_shibuya/
☆食べログ https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13237321/
☆創業(チェーン支店の場合オープン日) 2019年10月
☆グーグルマップ情報
https://goo.gl/maps/qBrpaSMncdPKx54G8
黒松屋さんの評価情報
◆食べログ 3.08
◆グーグルマップ 4.0
◆飲食向上委員会評価★★★☆☆(認知度 魅力度【ブランド化成功店】
※黒松屋さんのフカボリ考察は現場リポートの後にあります。
黒松屋さんの現場リポート
Instagramでフォローをしていた黒松屋さん。ランチ営業をしているとのことで、訪問してみました。
場所は渋谷駅からセンター街を抜けて、ドンキをすぎてGUが右手にある場所の左手眼鏡屋の「Zoff」があるビルの3Fにあります。
エレベーターで3Fに上がると正面にお店があります。店内はカウンターが正面にあり、左側に半個室、右側にテーブル席があります。
黒松屋さんは株式会社マルワさんの運営で親会社は食品製造メーカーさんのようですね。都内に同名の店舗が日比谷など数店舗あり、別ブランドでもいくつか店舗を運営しています。
店内に入ると串焼と言ってもリーズナブルな感じではなく今時の渋谷っぽいダーク系の木を基調にした落ち着いた感じのテーブル席中心の造りとなっています。
オーダーはランチメニューの中から「鰻とせせりの合盛り重」を注文。個人的には居酒屋さんのランチは(メニューの多さ=食材の多さを生かした)定食屋さんには(メニューの多さ=食材の多さを生かした)差別化したメニューが楽しめるのがいいですよね。(もちろん定番メニューも大好きですが・・・)
登場したメニューはこんな感じ。鰻が思ったより大きめ、そして卵焼きが乗ってるのも嬉しいですね。高級感ある内装のお店で鰻を重で食べて税込1050円はかなりリーズナブル。
多分知らないと入れないお店なのですが、近くのサラリーマンの方たちが次々と来店していました。口コミ広がっているのでしょう!
食材と働いているスタッフの皆さんに感謝です!
御馳走様でした?
串焼黒松屋渋谷店さんのフカボリ考察
それでは串焼黒松屋渋谷店さんの考察をしていきましょう。
口コミ・評価からみた考察
食べログ評価3.08に対してグーグルマップ評価4.0となっており、(両評価の差の)平均値と差が広がっています。恐らく理由はコロナ渦でのランチ営業がコスパが高く評価が上がったための推測されます。
これは内装や立地、ブランド鶏を使ったメニューは高級志向を狙った出店だったのですが、そこでの評価は今ひとつだったと言えるのではないでしょうか?(親会社が製造工場のため仕入れパイプがあったのでしょう)
それがランチメニュー開発で(自分が気づいていなかった)強みが生かせるリーズナブルな商品構成がヒットしたのではないでしょうか?
黒松屋さんの魅力と認知を考察する
それでは飲食向上委員会流の魅力と認知から黒松屋さんを考察していきましょう
黒松屋さんの魅力
本来の黒松屋さんの魅力はハイクラスではなく、仕入れの強みを生かして希少部位やブランド鶏をリーズナブルな価格で届けることのような気がします。(実際私が食べたせせりも超希少ではないですが、ランチで出しているお店はないとほぼないのではないでしょうか。)
ただ、仕入れ力がありすぎて「黒松屋はこれ!」という看板メニューが構築できていないかなという印象はあります。やはり強力な看板メニューは必要だと感じます。
あとは強みとなるのは内装です。こだわりが感じられます。
これでサービス力があれば当初のコンセプト通りのお店ができるのでしょうが、残念ながらちょっとそこは弱いのかなと思います。(ただし、これを直すより上記の強みを生かして価格設定をしていく方が良いです。)
ターゲット設定としてはサービスを要求しない平成生まれ以降・女性をターゲットにしていくのが良いかもしれません。
黒松屋さんの認知UP戦術
現状は食べログ会員のなっており、GoogleマップにInstagram、そして自店ホームページもあります。
自店ホームページは休業状態ですが、Instagramはこまめに投稿しています。この記事執筆現在でフォロワー数は2300人ほどです。かなり力を入れていると思います。
気になったのは一番上の画像にある店舗下に貼ってあるランチメニュー。少し店の店舗のブランドイメージから離れている気がします。これによって来店はあるのでしょうが、本来のランチの目的は単価と利益をとれるディナータイムに誘導できるターゲットを集めること。そこを意識したランチメニューデザインがあると良いと思います。
まとめ
- 豊富でリーズナブルなランチメニューがあるお店
- 食品製造メーカーが親会社で希少食材があるお店
- 黒松屋はこれ!という看板商品作りが必要
最後までお読み頂きありがとうございました。
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